時比率制御共振形コンバータについて:センタタップ整流型と倍電圧整流型の比較

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タイトル別名
  • On a Duty Cycle Controlled Resonant Converter : Comparison between Center-tap Rectifier and Voltage Doubler

抄録

<p>本稿では LLC 電流共振形 DC-DC コンバータの小信号伝達関数に関する研究成果を報告する。二次側に倍電圧整流回路を用いた共振形コンバータとセンタタップ方式用いた共振形コンバータをパルス幅変調(PWM)で制御する回路を対象とし、この2つの回路の伝達関数の解析結果を比較した。静特性より、センタタップ型の制御範囲はD<0.3またはD>0.7、倍電圧整流型はD<0.5またはD>0.5であることが確認でき、倍電圧整流型の方が制御しやすいことが明らかになった。小信号特性より、センタタップ型は一次系であり、倍電圧整流型はD<0.5では一次系だがD>0.5では二次系でかつ右半平面に零点があるような特性となっており、系の安定性に注意が必要である。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390299395584328832
  • DOI
    10.11527/jceeek.2023.0_394
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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