なぜ今途上国の汚染を?

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タイトル別名
  • Why take up the subject of pollution in developing countries now?

抄録

<p>2000年以降、途上国の死亡率の主原因は感染症から非感染症に移ってきており、近年のアフリカでは、非感染症による死亡率が感染症による死亡率を上回りつつあります。特に環境汚染は途上国における健康を脅かす大きな課題となりました。過去の日本が経験した公害のように、アフリカやアジアでは、急激な開発が行われており、経済優先の社会では、多くの場合、環境への配慮は後回しになっています。しかし、その一方で、実際にどのような被害が出ているのか、また今後どのような被害が考えられるのか、その実態は知られていません。このシンポジウムでは、海外において環境汚染のサーベイランスや疫学調査を実施し、精力的に研究を進めている先生方に講演を依頼しました。ヒ素や鉛のようないわゆる古典的な環境汚染に加え、海外におけるか廃棄物の問題、そして近年、世界的な課題となったプラスチック問題など、その最新のデータをご紹介いただきます。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390299395584866944
  • DOI
    10.14869/toxpt.50.1.0_s36-1
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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