高等教育におけるライティングセンターの同期型オンラインチュータリングに関するチュータリング方略の導出

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タイトル別名
  • Derivation of Tutoring Strategies for Real-Time Online Tutoring in Writing Centers of Japanese Higher Education

抄録

<p>研究の目的は,高等教育におけるライティングセンターの同期型オンラインチュータリングに関するチュータリング方略を明らかにすることである.調査の結果,チュータリング方略の手順として準備,導入,展開,まとめの4段階で構成される7つのステップが抽出され,対面と大きな差がないことが示された.チュータリング方略の構成要素としては「対面と異なる観察や質問を通して,学生のつまずきや理解度を把握しようとしている」「画面を通したセッション特有の良さと課題を認識し,対応方法を選択する」「システムトラブルに関して問題なく対応しようとしている」等,6つを導き出した.チューターは学生の視線やキーボードの入力音等,対面とは異なる方法で非言語的側面にも配慮しながら,学生の理解度やつまずきを把握し対応するといったオンラインチュータリングならではの方略をとっていることが示された.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390299440031773696
  • DOI
    10.15077/jjet.47016
  • ISSN
    21896453
    13498290
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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