ナチス時代の体制派美術の問題(4) : 新たな風景画の可能性をめぐって

書誌事項

タイトル別名
  • ナチス ジダイ ノ タイセイハ ビジュツ ノ モンダイ(4)アラタ ナ フウケイガ ノ カノウセイ オ メグッテ

この論文をさがす

説明

type:text

本稿では、ドイツ第三帝国期に主流だった体制派美術作品について、負の評価を前提としつつ、その実態を明らかにすることを引き続き試みた。具体的にはアウトバーンを描いた風景画をとおして、プロパガンダともいわれる状況もあわせて体制派美術の特徴を考察した。その結果、自然と技術と美を合体させたアウトバーンを絵画という方法で描くことで、郷土の美をドイツ国民に容易に認識させたことなどを明らかにしえた。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ