仮構の庭園 : 聖武天皇を偲ぶ庭

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  • カコウ ノ テイエン : ショウム テンノウ オ シノブ ニワ

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抄録

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天平宝字二年に中臣清麻呂邸で行われた宴の歌は三つの歌群にわかれている。家持はそれぞれ題詞で歌群の目的を記しており、同じ日に詠まれたものであっても、歌を詠む目的は異なっている。それぞれの歌群は共通理解により、歌世界に新たな景を作り上げるが、歌群全体として何を求めていたのか構成を通じて論じられることはなかった。それぞれの歌群の意味を明らかにしつつ、歌群全体として求められていたものを明らかにすることが目的である。

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