供用50年が経過した新川河口自然排水樋門の損傷実態評価
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- 島本 由麻
- 東京農工大学大学院農学研究院
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- モロゾバ ナデージダ
- 新潟大学大学院自然科学研究科
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- 柴野 一真
- 新潟大学大学院自然科学研究科
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- 鈴木 哲也
- 新潟大学自然科学系(農学部)
書誌事項
- タイトル別名
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- Evaluation of Damage Properties of the Shinkawa River Drainage Gate in Service for 50 Years
抄録
<p>新川河口排水機場と一連の付帯施設は,低平排水不良地域である新潟市において農業生産と市民生活に不可欠な社会基盤である。流域治水や総合的な水資源施策の確立が急務とされている今日において,その重要性が改めて見直されている。本報では,新川河口自然排水樋門を対象に長期供用された鉄筋コンクリート部材の損傷実態をX線CT指標とコンクリート物性の観点から考察した。検討の結果,採取コンクリートコアのひび割れの発達は同一部位より採取したとしても評価指標の相違が大きいことが明らかになった。より長期的な施設保全を考慮した場合,コア採取ができない損傷が顕著に進行した部位での物性評価を含む精緻な実態の把握が技術的課題といえる。</p>
収録刊行物
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- 農業農村工学会誌
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農業農村工学会誌 90 (5), 321-324,a1, 2022
公益社団法人 農業農村工学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390299472998338432
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- ISSN
- 18847196
- 18822770
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可