胃神経内分泌腫瘍を合併した多腺性自己免疫症候群3型の1例

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タイトル別名
  • A CASE OF GASTRIC NEUROENDOCRINE TUMOR IN A PATIENT WITH AUTOIMMUNE GASTRITIS COMPLICATED BY TYPE 3 AUTOIMMUNE POLYENDOCRINE SYNDROME TYPE 3

説明

<p>1型糖尿病を有する66歳女性.EGDで胃体中部小彎に約5mm大の神経内分泌腫瘍(neuroendocrine tumor:NET)G1を認めた.また,胃体部粘膜の著明な萎縮を有し,抗胃壁細胞抗体と抗内因子抗体がともに陽性で,かつ血中ガストリンが著明高値であることから,自己免疫性胃炎(autoimmune gastritis:AIG)と診断した.さらに,慢性甲状腺炎と1型糖尿病の合併を認め,多腺性自己免疫症候群の3型と診断した.胃NET G1に対してESDを施行した.AIGでは,NETのほか,胃癌の合併も高頻度に生じるとされている.1型糖尿病の患者では,AIGの併存を念頭にEGDを行うことが重要である.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390299539243025536
  • DOI
    10.11280/gee.66.259
  • ISSN
    18845738
    03871207
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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