1.汎発型膿疱性乾癬(GPP)におけるT細胞の役割 ―自己炎症は自己免疫を促進する―
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- 荒川 明子
- ミュンヘン大学
抄録
<p>GPP患者の一部にIL36RN変異がみつかり,IL-36阻害療法が開発された.変異がないGPP患者でも炎症下で誘導されるIL36RNが少なかったことは,IL36RN機能不全がGPPに共通する病因と示唆し,IL36RN変異がない患者へのIL-36阻害の有効性を説明する.HLA-class II相関とGPP患者のCD4+ T細胞抗原特異的活性化は,おそらく自己免疫を反映していた.IL-36シグナル活性化による自己炎症は,CD4+ T細胞自己免疫反応を促進した.HLA-class I相関とCD8+ T細胞による自己免疫反応は尋常性乾癬とGPPとで共通していた.GPPと乾癬の研究が両疾患の根治療法開発につながると期待される.</p>
収録刊行物
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- 日本皮膚科学会雑誌
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日本皮膚科学会雑誌 134 (3), 581-586, 2024-03-20
公益社団法人 日本皮膚科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390299550675023872
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- ISSN
- 13468146
- 0021499X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可