48 VDC/50 A-300 A回路内において磁気吹き消しされる開離時アークの継続時間と消弧時の接点間隙及び消弧直前のアーク長さ

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タイトル別名
  • Duration, Contact Gap at Extinction and Length Just Before Extinction of Break Arcs Magnetically Blown-Out in a 48 VDC/50 A-300 A Resistive Circuit

抄録

直流電源電圧48 V,回路電流50 A-300 Aの抵抗性負荷回路において,電気接点対を等速開離させた際に,磁気吹き消しされる開離時アークについて,アーク継続時間,消弧時の接点間隙,及び消弧直前のアーク長さを解析した結果を示す.解析結果として,アーク継続時間は,横磁界の磁束密度の増大に伴い,短くなる傾向があった.消弧時の接点間隙は,磁束密度の増大に伴い短くなる傾向があった.消弧直前のアーク長さは,接点接触時の電流が大きいほど長くなる傾向にあった.電流が大きいほど,磁束密度の増大によるアーク長さの短縮効果は大きかった.電流が大きい場合,開離速度を速くすると,消弧時の接点間隙が長くなったのは,消弧直前のアーク形状の違いに起因することを説明する.

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390299595849881984
  • DOI
    10.14923/transelej.2023jci0013
  • ISSN
    18810217
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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