整合終端を用いないマイクロストリップ線路用非接触PIM測定系の原理的検討

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タイトル別名
  • Principle Examination of Contactless Passive Intermodulation Measurement System for Microstrip Transmission Lines Not using Impedance-Matched Termination

抄録

一般的に行われる整合環境下での受動相互変調ひずみ(PIM)測定法である整合法(終端法)に対して,低PIM整合終端を用いない無終端法での測定が測定の高感度化及び,測定系の小型化に有効である.本論文では,所望の伝送線路モードで励振された動作状態のDUTのPIMを無終端法で評価するため,平衡非接触PIM測定系を提案し,その有効性を示している.更に,集中及び,分布PIM源を有するDUTについて,調和平衡シミュレーションにより,整合法と無終端法の相関を明らかにしている.また,集中PIM源及び,PIM源が1/4波長程度までの長さの分布PIM源に対して,DUTの結合量補正が整合法と無終端法のPIMの換算に有効であることを示している.

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390299595849889280
  • DOI
    10.14923/transelej.2023pjp0003
  • ISSN
    18810217
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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