博物館で災害をどう伝え、どう残すか:関東大震災を例に
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- 室谷 智子
- 国立科学博物館 理工学研究部
書誌事項
- タイトル別名
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- How to communicate and preserve disasters in museums: Taking the 1923 Great Kanto Earthquake as an example
抄録
<p>毎年のように、地球上のどこかで災害が起き、その様子はすぐさま世界中に発信される。日本は古くからくり返し地震、津波、火山噴火、台風といった自然災害に見舞われてきた災害大国である。自然現象解明のために自然を観測し、理解し、私たちの生活を守るために研究や科学技術を発展させてきた。過去の災害が現在に伝えられてきた背景には、残されてきた多くの資料がある。この先も過去の災害を風化させず、未来の防災・減災対策のためには、どのように資料を残し、災害を伝え、備えていけばよいだろうか。本稿では、デジタルコンテンツも活用して2023年に国立科学博物館で開催した、関東大震災100年企画展を例に挙げて紹介する。</p>
収録刊行物
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- デジタルアーカイブ学会誌
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デジタルアーカイブ学会誌 8 (1), 11-14, 2024-02-01
デジタルアーカイブ学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390299595850441088
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- ISSN
- 24329770
- 24329762
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可