大学の授業におけるICT 利用に対する信念とオンライン授業実施意欲に影響する要因の検討
書誌事項
- タイトル別名
-
- Examining the Factors that Affect Teachers’ Beliefs and Willingness to Use ICT in University Classes
- Focusing on the Experience and Efficacy during the COVID-19 Pandemic
- コロナ禍中の経験と効力感に着目して
抄録
<p>本研究では,コロナ禍においてオンライン授業を実施した教員を対象に,オンライン授業の経験とそれによる効力感が授業におけるICT 利用に対する信念にどのように影響し,さらにそれがオンライン授業実施意欲に影響を与えたかを検討した.その結果,ICT 利用に対する信念は,効果,効率,抵抗感という3つの因子でとらえられること,オンライン授業実施意欲に直接影響しているのは,効果,抵抗感であること,信念に最も影響を与えるのは学生の受講態度であることが示された.そして抵抗感は,オンライン授業の経験による授業方略効力感とICT 活用効力感が高いほど軽減され,抵抗感が下がるとオンライン授業の実施意欲が向上する可能性が示唆された.</p>
収録刊行物
-
- 日本教育工学会論文誌
-
日本教育工学会論文誌 47 (Suppl.), 113-116, 2023-12-20
一般社団法人 日本教育工学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390299595862366464
-
- ISSN
- 21896453
- 13498290
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可