スライド型映像教材の視聴時における主観的難易度に関するタギング効果の一検討
書誌事項
- タイトル別名
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- A Study of the Effect of Tagging on Subjective Difficulty in Viewing Slide-type Video Materials
抄録
<p>本研究では,主観的難易度に関するタギング機能を実装した映像視聴プラットフォーム上でスライド型映像教材を視聴させた際のタギング機能の効果について実験的に検討した.実験では,大学生60名をタギング群(タギング機能を活用する群)と統制群に振り分け,それぞれの条件下におけるスライド型映像教材の視聴操作及び学習効果を比較した.その結果,理解度テスト,及び,映像教材の視聴時間については,タギング機能による効果は見られなかった.他方,タギング群においては,頭出しにかかる時間が,統制群に比べて,有意に短かった.これは,タイムライン上にタグを付与することで視聴したい箇所が明確になったほか,ジャンプ操作が,送りやスキップ操作の代替となったことが要因として考えられる.</p>
収録刊行物
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- 日本教育工学会論文誌
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日本教育工学会論文誌 47 (Suppl.), 253-256, 2023-12-20
一般社団法人 日本教育工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390299595862469120
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- ISSN
- 21896453
- 13498290
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可