機械学習を援用した骨材化モデル粘度式による高流動コンクリートのレオロジー定数予測に関する基礎的研究

  • 東舟道 裕亮
    琉球大学 総合技術部(〒903-0213 沖縄県中頭郡西原町字千原1番地)
  • 山田 義智
    琉球大学 工学部工学科(〒903-0213 沖縄県中頭郡西原町字千原1番地)
  • 平野 修也
    株式会社フローリック 技術本部コンクリート研究所(〒300-2622 茨城県つくば市要33-1)

書誌事項

タイトル別名
  • A BASIC STUDY ON THE PREDICTION OF RHEOLOGICAL CONSTANTS OF HIGH FLUIDITY CONCRETE BY APPARENT AGGREGATE MODEL VISCOSITY EQUATION WITH THE AID OF MACHINE LEARNING

抄録

<p>本研究では、高流動コンクリートにおける新たなレオロジー定数予測手法として、コンクリート中の流動に寄与しないモルタルを見かけ上粗骨材の一部として扱う「骨材化モデル」を提案し、それを適用した「骨材化モデル粘度式」によるコンクリートのレオロジー定数予測法の検討を行った。なお、骨材化モデル粘度式の未知数となる骨材化係数αは、コンクリートの使用材料の各物性値や調合、モルタルのレオロジー定数およびモルタルのせん断ひずみ速度などを説明変数として機械学習により求めた。その結果、骨材化係数αは非常に高い精度で予測でき、骨材化モデル粘度式によるコンクリートのレオロジー定数についても高い精度で予測することができた。</p>

収録刊行物

参考文献 (4)*注記

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