膵島細胞移植に適した制御性T細胞治療の検討
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抄録
<p>【目的】Tregが臓器移植の免疫寛容誘導でその機能を効果的に発揮するには生体内のどこにいるべきか。細胞治療のターゲット・デリバリーに着目し、膵島移植モデルでTregの抗原特異性とその分布、機能を探索する。【方法】dsTreg(Donor Antigen Specific Treg)はレシピエント(Foxp3-ires-hCD2-CD52マウス)脾細胞とaCD80/CD86mAb存在下に放射線照射済ドナー脾細胞による抗原刺激で誘導し、マイクロビーズでTreg純化し作成した。同系dsTregとドナー膵島細胞の腎被膜下共移植でアログラフト生着期間及び移入Tregの分布を内在性Tregと比較検討した。【結果】dsTregはin vitroでドナー特異的免疫抑制を示すとともに、内在性Tregより有意にアロ膵島グラフト生着期間を延長させた(Fig.1)。移入Tregの移植後早期のグラフト浸潤、所属リンパ節への遊走を確認した。【結語】dsTregの拒絶反応の長期制御とグラフトや所属リンパ節の局所的免疫制御機構を今後探索する。</p>
収録刊行物
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- 移植
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移植 58 (Supplement), s238_2-s238_2, 2023
一般社団法人 日本移植学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390299673815203968
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- ISSN
- 21880034
- 05787947
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可