2018年大阪府北部の地震における建物強震観測データを用いた地震応答再現解析

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大阪公立大学の二棟に設置された地震計では,2018年の大阪府北部地震における加速度記録が得られた.本研究では,観測された強震記録を用いて建物部の地震応答を再現した.はじめに,常時微動計測により建物の固有周期と減衰定数を同定し,立体骨組解析モデルに反映するコンクリートの強度や減衰定数などを検討した.その結果,時刻歴地震応答解析結果は,二棟において概ね記録を再現でき,建物部モデル化の妥当性を示した.

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Details 詳細情報について

  • CRID
    1390299673816276480
  • DOI
    10.60362/udrr.10.0_1
  • ISSN
    24354910
    21890536
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
  • Abstract License Flag
    Allowed

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