末梢動脈疾患に伴う重症下肢虚血のために下腿切断となり義足走行可能に至った一症例
書誌事項
- タイトル別名
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- An Case Report of Transtibial Amputee with Peripheral Arterial Disease who was able to Run with Prosthetic Leg
- – With Rehabilitation Treatment for Prevention Medicine –
- ―予防を考慮したアプローチ―
抄録
<p>【目的】閉塞性動脈硬化症により急性期病院で下腿切断に至った,非切断肢にも末梢神経障害を呈する患者に対し,理学療法を提供する機会を得た。本報告では,下肢切断症例を通して,その理学療法の治療と予防について考察することを目的とした。【症例】48歳,男性,閉塞性動脈硬化症による右下腿切断術後,回復期病院に転院となる。顕著な筋力低下や関節可動域制限はなかったが義足歩行は困難であった。【介入】小走り程度の義足走行獲得を目標としたバランス練習と歩行練習を行い,基礎疾患のコントロールと再発予防を目的とした患者教育を提供した。【結果】義足歩行と走行,一足一段での階段昇降が可能となり,自宅退院された。【考察】循環障害による下肢切断者の予後改善には,退院後も健康的な生活習慣の継続が必要であり,義足歩行獲得はその出発点と考えられた。 患者教育は,ヘルスリテラシーや予防のアドヒアランス向上を促進する可能性がある。</p>
収録刊行物
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- 日本予防理学療法学会雑誌
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日本予防理学療法学会雑誌 3 (2), 33-38, 2024-03-31
一般社団法人 日本予防理学療法学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390299673817029760
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- ISSN
- 24369950
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可