『全国学力学習状況調査』の学力相関要因の探索

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  • 47都道府県の各種公的統計との探索的議論とデータセットの公開

抄録

本研究は『全国学力・学習状況調査』が“どのような概念の能力・学力を測定しているか?”を探索することを目的とする。令和5年時点に都道府県ごとで公刊されている複数の公的統計と『全国学力・学習状況調査』との間の相関関係を概観し議論を行う。また,そのデータセットを『Excel』ブックの形式で公開することで「学力」に関する妥当性の議論のきっかけにしてもらいたい。 『全国学力・学習状況調査』における基礎学力調査と学習状況に関する質問紙調査と現在公刊されている最新の公的統計による諸変数との相関係数を整理し,中程度以上の正・負の相関が示された関係を中心に考察を行い,社会的諸変数と学習状況諸変数,学力調査,学校・子供関係諸変数の推測的因果過程モデルの提案を行った。 この上で公的統計と『全国学力学習状況調査』の関係性を継続的に分析する必要性とデータセットの公開研究の課題等を議論している。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390299673817399168
  • DOI
    10.51006/jsira.6.0_28
  • ISSN
    24365009
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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