九州大学で発見された木村清朗氏による室見川魚類目録ならびに博多湾流入河川の淡水魚類標本

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タイトル別名
  • A Field Note Written by Dr. Seiro Kimura Titled“ Muromi-gawa-gyorui-mokuroku” and Freshwater Fish Specimens from Rivers into Hakata Bay

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抄録

九州大学の箱崎キャンパス水産標本室から木村清朗氏によって書かれたフィールドノート『室見川魚類目録』と福岡市ならびにその周辺(博多湾流入河川)で同時代に採集された淡水魚類標本が発見された.『室見川魚類目録』は1957年に行われた那珂川,御笠川,室見川およびそれらへの流入河川や水路での採集記録で,室見川でのアリアケギバチ,御笠川でのヒナモロコやカワバタモロコといった重要種が含まれていた.現存する魚類標本(1957‒1961年)には11科34種が含まれ,この中にはすでに博多湾流入河川では絶滅状態にあるウグイやカジカ中卵型が含まれていた.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390299673818020224
  • NII書誌ID
    AA11909273
  • DOI
    10.15017/7171716
  • HANDLE
    2324/7171716
  • ISSN
    13483080
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • IRDB
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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