データマネジメントプランの作成と実践――社会調査研究にとっての意義と課題――

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書誌事項

タイトル別名
  • Writing and Carrying Out a Data Management Plan: Relevance and Challenges for Social Research

抄録

<p>本稿では,近年の日本の学術研究界においてその必要性が広く知られるようになったデータマネジメントプラン(DMP)の作成と実践に関する意義と課題について,社会調査研究の立場からの情報および問題意識の共有を目的としている。DMPは,オープンサイエンスを実現するためのデータのFAIR原則を,効果的に実行に移すためのドキュメントだとみなすことができる。その内容や作成方法について習熟しておくことは,オープンサイエンス時代の研究者の基礎的スキルの1つとなってゆくと思われる。本稿では,「東大社研パネル調査」を素材にDMPを試作し,社会調査研究におけるいくつかの問題意識を簡単に述べる。</p>

収録刊行物

  • 情報の科学と技術

    情報の科学と技術 74 (4), 129-134, 2024-04-01

    一般社団法人 情報科学技術協会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390299673818475008
  • DOI
    10.18919/jkg.74.4_129
  • ISSN
    21898278
    09133801
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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