生産工程における育児中の女性作業員による学習:状況的学習論におけるジェンダーとそれに伴う権力関係に着目して

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抄録

<p>本稿では,ジェンダーとそれに伴う権力関係の観点から,実践共同体における参加者の個別性に応じた学習を検討した。大手部品メーカーが工場内に設置した女性育児者専用生産工程における女性作業員の学習プロセスの事例分析を行い,参加のあり方の相対化,権力関係に根ざした有能さの構築,社会物質的な排除による包摂,という3つの理論的含意を明らかにした。</p>

収録刊行物

  • 組織科学

    組織科学 advpub (0), 2024

    特定非営利活動法人 組織学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390299673818888704
  • DOI
    10.11207/soshikikagaku.20240401-1
  • ISSN
    2187932X
    02869713
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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