小学校児童に対する発音の指導の可能性
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- 阿部 聡生
- 岡山市立大元小学校
書誌事項
- タイトル別名
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- The Possibility of Pronunciation Instruction for Elementary School Students
- Based on Survey Results on Usefulness and Enjoyment for Children
- 児童に対する有用性と楽しさのアンケート結果より
抄録
本報告は,小学生児童を対象にしたフォニックスを用いた発音指導の効果と児童の印象をアンケートと自由記述を用いて調査したものである。その結果,生徒がフォニックスを用いた発音の練習を楽しみ,価値があると感じていることが明らかになった。さらに,自由回答を通じて,児童は日本語と英語の音の比較を行い,調音方法を言語化し,フォニックスの知識を読むことや話すことなど英語の他の領域の学習にも応用していることが分かった。これにより,適切な発音指導が生徒の全体的な英語学習を向上させる可能性があることを示唆される。しかし,実践においては年齢に適した指導や,同学年でも個々の発達の違いを認識することの重要性,および教師の英語発音に対する習熟度と認識の重要な役割についての検討事項があり,小学校教員に効果的な発音指導を提供するためのトレーニングも重要であると考えられた。
収録刊行物
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- 実践英語音声学
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実践英語音声学 5 (0), 39-57, 2024-03-31
日本実践英語音声学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390299673820446080
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- ISSN
- 24355003
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可