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抄録
本研究は,日本語教師教育者である筆者が自らの教師教育実践を分析し考察したセルフスタディである。教師教育実践分析を教師教育者間で共有可能な形として提示し,筆者の言語教育観を批判的に捉え直すことで,教師教育者としての成長を目指した。具体的には,実習生による日本語授業での一場面に対し,筆者が肯定的な評価を実習生に伝えたものの,その場面での何を,どのように,なぜ評価したかを明確に言語化できなかった事例を記述し,複言語使用をめぐる筆者の言語教育観の揺れを明らかにした。
収録刊行物
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- 甲南大學紀要.文学編
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甲南大學紀要.文学編 174 11-17, 2024-03-30
甲南大学文学部
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390299749788960640
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- NII書誌ID
- AN00084642
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- ISSN
- 04542878
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可