Effect of the Product Order and the Product Review on the Product Choice

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抄録

<p>デジタルプラットフォームでは,商品検索コストが削減される一方で,表示される情報が操作されるリスクもある.本研究は,デジタルカメラ,ヘッドフォン,スマートウォッチの3つ製品カテゴリを対象に,オンライン実験を行い,フェイレクレビューの可能性が大きい,削除されたユーザーレビューと,情報の表示方法について,これらが被験者の行動に与える影響を分析する.実験の結果,削除レビューが表示される場合には,消費者の選択する商品の品質は有意に低下し,フェイクレビューによる被害が生じていることが示唆される.また,教育的介入の効果は限定的であり,被害防止は簡単ではないことが伺える.レーティング(商品の総合評価)に基づく商品表示順は削除レビューが表示される場合でも有効なことが推察される一方で,時にフェイクレビューの被害を増幅させることも懸念される.</p>

収録刊行物

  • 行動経済学

    行動経済学 16 (Special_issue), S13-S16, 2024-03-29

    行動経済学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390299760188770432
  • DOI
    10.11167/jbef.16.s13
  • ISSN
    21853568
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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