地方病院における接触式レーザー前立腺蒸散術(CVP:Contact laser Vaporization of the Prostate)の治療経験

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タイトル別名
  • EXPERIENCES OF CONTACT LASER VAPORIZATION OF THE PROSTATE (CVP) FOR TREATING BENIGN PROSTATIC HYPERPLASIA IN THE LOCAL HOSPITAL

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抄録

<p>(目的)当院では2019年7月より前立腺肥大症の外科的治療として接触式レーザー前立腺蒸散術(CVP)を導入,2021年4月までに45例へ施行した.</p><p>(対象と方法)術前,術後1,3カ月でのIPSS,QOLスコア,Qmax,残尿量を比較した.</p><p>(結果)術前術後1カ月,3カ月で比較しIPSS,QOLスコア,尿流測定,残尿量のそれぞれの項目で統計学的有意差(p<0.05)を持って改善を認めた.有害事象に関して初期に外尿道口狭窄を5例認めたが,後出血は2例,一過性尿閉は3例と少数であった.</p><p>(結論)高齢者や抗血栓薬内服患者を含む地方病院の患者集団に対してもCVPは比較的安全に施行できた.</p>

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