臨床実習の従来モデルと協同学習モデルにおける差異の調査

DOI
  • 那須 高志
    越谷誠和病院 リハビリテーション科 城西国際大学 健康科学研究科 健康科学専攻博士前期課程
  • 宮原 拓也
    上尾中央総合病院 リハビリテーション技術科
  • 立川 智也
    越谷誠和病院 リハビリテーション科
  • 小林 渓紳
    越谷誠和病院 リハビリテーション科
  • 久慈 祐輔
    越谷誠和病院 リハビリテーション科
  • 宮﨑 涼太
    越谷誠和病院 リハビリテーション科
  • 竹内 怜生
    越谷誠和病院 リハビリテーション科
  • 森藤 武
    城西国際大学 福祉総合学部 理学療法学科

抄録

<p>日本理学療法士作業療法士養成施設指導ガイドラインにおいて「指定規則改定により実習人員と実習指導者数の対比は2対1程度が望ましい」と記載されており,協同学習(以下,協同学習モデル)が推奨されている。ただし協同学習モデルは従来モデルと指導者への評価や実習内容,実習中の時間配分など異なる点があると考えられる。本研究は,従来モデルと協同学習モデルにおいて指導者への評価,時間的要素,満足度,達成度における差異を明らかにすることである。対象は4週間以上の実習を実施した実習生35名で,アンケート調査を実施し,両モデル間において比較した。結果は従来モデル25例,協同学習モデル10例であった。「実習要綱の理解」において協同学習モデルの方が有意に高い結果であった。以上のことから,指導者への評価,時間的要素,満足度,達成度に関しては両モデルとも同程度の実習を遂行出来る可能性が示唆された。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390299903955316352
  • DOI
    10.11350/ptcse.31.71
  • ISSN
    18808948
    1880893X
  • 本文言語コード
    en
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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