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- 原 武史
- 株式会社マンダム 先端技術研究所 大阪大学大学院 薬学研究科
書誌事項
- タイトル別名
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- The Science of Body and Oral Odor, and Novel Deodorant Materials
抄録
<p>体臭は無色透明,無形であることから,ヒトを含め自然界の動物はこの体臭を視覚ではなく嗅覚で認識する。野生動物にとっての体臭は,フェロモンに代表されるように配偶者選択や縄張り行動など種間のコミュニケーションツールとして重要な役割を担っている。一方で,ヒトにおける体臭は,一般的には不快なニオイとしてネガティブな印象を与える。ヒトから発するもう1つの臭気である口臭も近接した対面では,とくに強い不快感を与えやすい。体臭や口臭は自己識別が難しく,強い自己の臭気に無自覚な人も多く,対人関係に悪影響を及ぼす原因にもなっている。また,自己の体臭に必要以上に恐怖感や不安感を抱く自己臭恐怖症を患っている人も一定数存在する。このような悩みを解決するためには,適切に体臭や口臭を評価・分析する手法の構築や発生要因の解明,対処法の提案が必要である。本報では,体臭,口臭の発生機構から新たな消臭素材の開発について,研究結果を交えながら解説する。</p>
収録刊行物
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- 日本化粧品技術者会誌
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日本化粧品技術者会誌 58 (1), 2-9, 2024-03-20
日本化粧品技術者会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390299903955321216
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- ISSN
- 18844146
- 03875253
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可