音楽×情報処理:1.コミュニケーションとしての音楽の在り方

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タイトル別名
  • Information Processing in Music:Music as Communication System : Its State and Situation

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抄録

音楽のコミュニケーションとしてのあり方を幅広い視野で考える.実際の音楽は複雑で,「作曲→演奏→聞き手」という単線的な図式には限界がある.回路は奏者の数や聞き手の数に応じて数多くしかも双方向に存在する.演奏には揺らぎがあり,音ではなく視覚的・身体的要素もある.作曲者のいない音楽,演奏のない音楽もある.音楽的コミュニケーションの基本は音楽を捉える人の心にあり,それが複雑に連関して多彩な音楽が生じている.

収録刊行物

  • 情報処理

    情報処理 65 (5), e1-e4, 2024-04-15

    情報処理学会

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