原著論文 知識の組織化と哲学:「統合的レベル」概念に焦点を当てて
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- 横山 幹子
- 筑波大学図書館情報メディア系
書誌事項
- タイトル別名
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- Knowledge organization and philosophy: Focusing on the concept of ‘integrative levels’
抄録
<p>本稿は,知識の組織化と哲学の関係について先に報告した論文で取り上げた「統合的レベル」概念についての更なる検討を行う。この概念は,知識の組織化システムとしての「統合的レベル分類(Integrative Levels Classification: ILC)」を中心となって構築してきたClaudio Gnoliが,知識の組織化と哲学,特に存在論との関係をどのように考えているかを検討する際に重要な概念である。ILCにおける「統合的レベル」と,Gnoliが影響を受けているNicolai Hartmannのレベルとの関連性を示すことにより,知識の組織化とGnoliの存在論の関係を検討する一助とする。</p>
収録刊行物
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- 情報の科学と技術
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情報の科学と技術 74 (5), 161-168, 2024-05-01
一般社団法人 情報科学技術協会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390299993932876160
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- ISSN
- 21898278
- 09133801
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可