介護老人保健施設入所高齢者の作業提示方法の違い : 逆唱検査結果と作業効率の違いについて

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タイトル別名
  • Difference of method of presenting the geriatric health service facility be imprisoned senior citizen's work : As for the difference between reverse-backward inspection result and the work efficiency
  • カイゴ ロウジン ホケン シセツ ニュウショ コウレイシャ ノ サギョウ テイジ ホウホウ ノ チガイ ギャクショウケンサ ケッカ ト サギョウ コウリツ ノ チガイ ニ ツイテ

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説明

本研究では、介護老人保健施設に6ケ月以上入所している高齢者に、作業提示方法による作業効率の違いを検討した. 作業の遂行に一時的必要となる作業記憶にも着眼した. 作業記憶を簡便に評価できる数字の逆唱を対象者におこない、対象者を逆唱の良好群と不良群の2群に分けた. 各群の対象者に4種類の作業構成の作業と、1種類の作業を繰り返しおこなう、2つの作業を提示し期間をあけて実施した. 2つの作業の作業効率の違いを検討するために、作業実施後にTMT-A、TMT-B、作業の実施前後にフリッカー検査をおこなって分析した. 不良群は2つの作業間でのTMT-Bに有意な正の相関を認めず、2つの作業提示方法において作業効率に違いがあると推察した. 逆唱が不良な高齢者に作業活動を提示する場合、組織だった行為を要する、簡単な複数の作業を一貫して順番に提示することが作業効率に違いがあることが示唆された.

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