高校吹奏楽部所属学生の楽器練習における身体症状の発生状況 : 演奏楽器別での症状特性について

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タイトル別名
  • The outbreak situation of the physical symptom in the musical instrument exercise of the high school brass band clib student : About symptom properties by the performance musical instrument distinction
  • コウコウスイソウガクブ ショゾク ガクセイ ノ ガッキ レンシュウ ニ オケル シンタイ ショウジョウ ノ ハッセイ ジョウキョウ エンソウ ガッキ ベツ デ ノ ショウジョウ トクセイ ニ ツイテ

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抄録

高校吹奏楽部所属の1~3年生160名に、楽器の練習が影響していると考えられる身体症状についてアンケート調査を実施した. 結果は、チューバ奏者の多くが腰痛を訴えていた. サックス奏者やチューバ奏者には顎関節の痛みが発生していた. サックス奏者やチューバ奏者ならびにパーカッション奏者では利き手側の手関節や手指関節に関節痛が集中していた. また、整形外科的症状以外にも、頭痛、めまい、過呼吸、耳なり、倦怠感などの内科的症状が多くの学生に発生していた. これらの症状が改善できないまま学生は練習を継続していることもわかり、予防や対処法を検討していく必要があると考える.

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