ROC解析を用いたマンモグラフィにおける乳腺伸展性の評価
書誌事項
- タイトル別名
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- ROC analysis of mammary gland spread in mammography
抄録
マンモグラフィ検診において偽陽性となる要因のひとつに局所的非対称性陰影(FAD)がある。ポジショニング不良で乳腺を十分に伸展させることができなかった場合,偽のFAD が描出される。さらに,マンモグラフィ上の乳腺伸展性は医師や診療放射線技師によって視覚的に評価されており,個人の経験に依存する。本研究では診療放射線技師14 名を対象にROC 実験を行った。実験には51 枚のMLO 画像を使用し,1 枚単独での評価と参考画像ありの場合の連続評定実験を実施し,評価の一致度と正確さを比較した。単独評価ではKappa 係数0.63,平均AUC 値0.74 であり,参考画像ありの場合はKappa 係数0.66,平均AUC 値0.82 であった。同一被検者の参考画像を用いることで,乳腺伸展性の評価の一致度と正確さが向上したが,観察者によって乳腺伸展性評価にばらつきがみられた。
収録刊行物
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- 日本乳癌検診学会誌
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日本乳癌検診学会誌 33 (1), 75-78, 2024
特定非営利活動法人 日本乳癌検診学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390300003467052160
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- ISSN
- 18826873
- 09180729
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可