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抄録
不等式による評価は,数学的な表現をする上で価値のある考え方であり,解析学ではよく扱われるが,高校までの数学ではあまり扱われない。高大接続の課題の一つと考える。発達段階のより早い段階から不等式による評価を経験することで,この考え方を身につけさせられるのではないかと考えた。中学1年生を対象に不等式による評価を図式的推論を介して取り組む教材を開発し,実践した。本稿ではその報告し,中学1年生に対する教材の妥当性と価値を考察する。
収録刊行物
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- 中等教育研究紀要 /広島大学附属福山中・高等学校
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中等教育研究紀要 /広島大学附属福山中・高等学校 64 37-47, 2024-04-01
広島大学附属福山中・高等学校
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390300058784393728
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- NII書誌ID
- AN00146014
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- DOI
- 10.15027/55186
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- ISSN
- 09167919
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可