計測分析プラットフォーム実現のための共通データフォーマットの標準化

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • A Comprehensive File Format Standardization to Realize the Measurement/Characterization Platform

抄録

<p>測定条件や試料条件などのメタデータを十分に備え,追加情報がなくとも多用な観点から実験を再現可能であるとき,そのデータは「独立可用」であるという.計測分析機器が独立可用データを出力するようになれば,データベースによる収集・整理を待たずに,他者の測定データを統合した解析が可能になる.これは,計測分析ビッグデータの構築を通したAI応用に大きく寄与する.直接の測定データ以外の情報が多いことから,独立可用データは,計測分析機器によらない共通データフォーマットで実現するのが望ましい.我々がその目的で開発したフォーマットMaiMLについて,成立の経緯を紹介するとともに,計測分析のモデル化と汎用データコンテナの活用を中心にフォーマットの概要を示す.さらに,MaiMLデータのデータレイクへの蓄積から利活用に至るプロセスの具体像と,その実現のための課題を検討する.</p>

収録刊行物

  • 顕微鏡

    顕微鏡 59 (1), 20-27, 2024-04-30

    公益社団法人 日本顕微鏡学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390300147448149120
  • DOI
    10.11410/kenbikyo.59.1_20
  • ISSN
    24342386
    13490958
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ