当院における転移性脊椎腫瘍の扱い

DOI

抄録

<p>2017年4月から2022年3月で転移性脊椎腫瘍128名を対象とし,カルテレビューにて原発巣,治療内容等について調べた.対象の平均年齢70.6歳,男性82名,女性46名が対象であった.上位3つの原発巣は肺癌56例,乳癌17例,腎癌12例,多発性骨髄腫12例であった.治療内容としては,手術療法が2例(後方固定)放射線療法が69例,骨修飾薬が41例(ゾメタ18例,ランマーク23例),整形外科の介入は43%の55例であった.今回整形外科の転移性脊椎腫瘍に対する介入率43%であった.また,当院の課題としてスクリーニングの拡張と院内の仕組みづくりが挙げられた.キャンサーボードの設立はこれらの解決策となりうる可能性がある.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390300147449622016
  • DOI
    10.5035/nishiseisai.73.106
  • ISSN
    13494333
    00371033
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ