腰椎椎間板ヘルニア術後再発例に対するUBE/BESS脊椎内視鏡手術の有用性
書誌事項
- タイトル別名
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- Use of Unilateral Biportal Endoscopic Spine Surgery for Postoperative Recurrence of Lumbar Disc Herniation
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説明
<p>はじめに:当院ではBESS,もしくはUBEと呼ばれる2つのポータルを作成し灌流下に行う内視鏡手術を行っている.この術式を腰椎椎間板ヘルニア術後再発にも適応しており,その有用性を検討した.</p><p>対象と方法:腰椎椎間板ヘルニア術後再発に対しUBE/BESSヘルニア摘出術を行った15例を対象とし,初回手術内容,初回手術から再手術までの期間,手術時間,術後成績modified MacNab criteriaを調査した.</p><p>結果:初回手術は顕微鏡下LOVE法が3例とUBE/BESSが12例であった.初回手術から再手術までの期間は最短4日から最長5年であった.手術時間は平均が64分(22~166分)であった.最終経過観察時のmodified MacNab criteriaはexcellent 27%,good 60%,fair 13%であった.</p><p>結語:腰椎椎間板ヘルニアの術後再発に対しUBE/BESSによる椎弓間アプローチにより手術加療を行った.本報告の15例においては87%で結果は良好であり,術中合併症は認めなかった.</p>
収録刊行物
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- Journal of Spine Research
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Journal of Spine Research 15 (5), 786-792, 2024-05-20
一般社団法人 日本脊椎脊髄病学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390300291272241792
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- ISSN
- 24351563
- 18847137
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可