小脳性認知・情動症候群cerebellar cognitive affective syndrome:CCAS を有すると考えられる患者の言語機能および認知機能についての予備的検討

書誌事項

タイトル別名
  • A Preliminary Study on Communication and Cognitive Disorders in Patients with Cerebellar Cognitive Affective Syndrome Following a Cerebellar Damage
  • ショウノウセイ ニンチ ・ ジョウドウ ショウコウグン cerebellar cognitive affective syndrome : CCAS オ ユウスル ト カンガエラレル カンジャ ノ ゲンゴ キノウ オヨビ ニンチ キノウ ニ ツイテ ノ ヨビテキ ケントウ

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説明

小脳損傷により小脳性認知・情動症候群CCAS が生じた患者は,他者とのコミュニケーションに困難さがある。この困難さの特徴を明らかにするため,CCAS 患者の言語・認知機能を調査した。結果,語想起や統語の問題(顕著な誤りはないが一見文法的な誤りと受け取られる)から軽度失語症と誤解されやすいが,本質は遂行機能障害・“思考の失調”を中心とした概念形成の困難さ,言語運用面の問題と考えられた。

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