Dialogue between“ Indigenous Inclusion” &“ Indigenising” for Listening to Indigenous Voices of Māori in Aotearoa/New Zealand and Ainu People : Report: November 2023 Online Symposium
Bibliographic Information
- Other Title
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- 対話 : 「先住民族の包摂」と「先住民族化」の間で : アオテアロア/ニュージーランド・マオリと アイヌの人々の「声」を聞くために : 〈報告:2023年11月オンライン・シンポジウムから〉
- 対話:「先住民族の包摂」と「先住民族化」の間で : アオテアロア/ニュージーランド・マオリとアイヌの人々の「声」を聞くために : 報告:2023年11月オンライン・シンポジウムから
- タイワ:「 センジュウ ミンゾク ノ ホウセツ 」 ト 「 センジュウ ミンゾクカ 」 ノ アイダ デ : アオテアロア/ニュージーランド ・ マオリ ト アイヌ ノ ヒトビト ノ 「 コエ 」 オ キク タメニ : ホウコク:2023ネン 11ガツ オンライン ・ シンポジウム カラ
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Description
日本の先住民族であるアイヌ民族の人々への教育は,現在,日本の公教育が行われ,アイヌ民族に対する個別の教育は,1997年からアイヌ政策の下でアイヌ語とアイヌ文化に関する教育が行われている。しかし,先住民族という観点からの教育は,海外で見られるような先住民族教育やアイヌ・スタディーズと呼ばれるような専門の学問や研究分野がまだみられない。本稿は,これからのアイヌの人々の教育を先住民族という立場から考えるために2023年11月に実施したオンライン・シンポジウムからの報告である。その内容は, 1 )アオテアロア/ニュージーランドのオークランド大学の教育者2 名がマオリの人々の教育事例を紹介し, 2 )北海道内の3 つの地域のアイヌのパネリスト3 名によるそれぞれの「場」での教育の現状とその課題についての発表と, 3 )参加者5 名によるアイヌの人々のこれからの教育についての「対話」を紹介する。最後に, 4 )マオリ研究の専門家による日本の先住民族の教育への展望についての言及を示す。
Journal
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- 北海道大学大学院教育学研究院紀要
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北海道大学大学院教育学研究院紀要 144 65-91, 2024-06-28
北海道大学大学院教育学研究院
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390300833108483840
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- NII Book ID
- AA12219452
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- HANDLE
- 2115/92703
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- NDL BIB ID
- 033633503
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- ISSN
- 18821669
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- departmental bulletin paper
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- Data Source
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- JaLC
- IRDB
- NDL Search
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- Abstract License Flag
- Allowed