キリシタン研究の現在 : キリシタン・イメージの形成とキリシタン・ブームに関する考察

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タイトル別名
  • Current status of Kirishitan studies : a study of the Kirishitan image formation and the Kirishitan boom
  • キリシタン ケンキュウ ノ ゲンザイ : キリシタン イメージ ノ ケイセイ ト キリシタン ブーム ニカンスル コウサツ
  • キリシタン研究の現在 : キリシタンイメージの形成とキリシタンブームに関する考察

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説明

近代日本においてキリシタンという存在が一般に知られたのは、明治後期以降である。当初はある種の胡散臭さを伴ったディレッタント的な紛い物と見做されていたが、1900年頃になり徐々にその存在が明らかとなった。1910年代に入り、北原白秋らが『五足の靴』の出版や、1920年の茨木キリシタンの発見に注目が集まった。1930年頃東京大学の姉崎正治によってキリシタンは学問の俎上に上げられることとなる。本研究は、如何なる経緯を辿って現在のキリシタン研究に繋がっているかについて考察する、キリシタン研究史研究である。

収録刊行物

  • 基督教研究

    基督教研究 85 (2), 19-33, 2023-12-22

    基督教研究会

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