A study on foam formation in toilet spray detergent

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  • トイレ用スプレー洗剤の泡形成に関する研究

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<p>目的 トイレ用洗剤はスプレータイプやボトルタイプ、便器内にスタンプするジェルタイプなど様々な形態があるが、中でも近年は掃除の簡便さから泡で出るスプレータイプが市場を牽引している。一方で、一般家庭の特に水回りにおいては住居形態や季節、地域により温度変化が大きく、洗剤液を吐出した泡の起泡性はその影響を受けやすい。そこで本報告では、掃除のしやすさへの寄与が大きいスプレー泡の形成しやすさについて検討した。</p><p>方法 起泡剤である界面活性剤には、代表的なトイレ用洗剤で用いられる両性界面活性剤であるラウリン酸アミドプロピルベタイン(以下、LPB)およびノニオン界面活性剤であるポリオキシエチレンアルキルエーテル(以下、ノニオン)を用いた。トイレを想定した温度条件下において、洗剤液をスプレーでビーカーに吐出した後、泡の高さ、質量を測定し、起泡性(cm/g)を評価した。また、1ストローク吐出した泡の移動距離に対して要した時間から滞留性(s/cm)を評価した。</p><p>結果 LPB単独組成においては低温において起泡性が顕著に低下するが、ノニオンを併用することにより低温下においても起泡性、滞留性に優れ、簡便なトイレ掃除に適した泡形成が可能であることを確認した。本報告ではその他界面科学的な視点からも考察する。</p>

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Details 詳細情報について

  • CRID
    1390300910355995136
  • DOI
    10.11428/kasei.76.0_178
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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