1950年及び1960年日本における反米ナショナリズムと左翼ファクショナリズム
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- 長谷川 健治
- 横浜国立大学留学生センター
書誌事項
- タイトル別名
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- Anti-American nationalism and leftist factionalism in 1950 and 1960 Japan
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説明
1960年安保闘争は反米ナショナリズムによって引き起こされたのか?この問いは多くの場合、選択的な証拠に基づくか、あるいは当時の政治的立場に準拠するような形で回答されてきた。本論文は反米ナショナリズムと左翼ファクショナリズムの絡み合いに焦点をあてることによって、この問いへ重層的にアプローチする。新左翼史観が黙殺してきた1950年代前半と後半を貫く連続性を浮き彫りにしつつ、1960年にアメリカおよび日本政府内での「革命」の恐怖が急速に高まり、その後解消していった背景には自閉的な左翼ファクショナリズムの論理があったと論じる。
収録刊行物
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- 横浜国立大学留学生センター教育研究論集
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横浜国立大学留学生センター教育研究論集 (18), 75-87, 2011-03
横浜国立大学留学生センター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390300910356820736
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- NII論文ID
- 40018788970
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- NII書誌ID
- AA12142325
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- ISSN
- 18810632
- 13406493
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- HANDLE
- 10131/7827
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- NDL書誌ID
- 11062999
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- 本文言語コード
- en
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可