AIを使ったレファレンスサービスの新たな取組み

  • 小林 明生
    株式会社紀伊國屋書店 ライブラリーサービス部

書誌事項

タイトル別名
  • New Challenge for Library Reference Service by Using AI

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説明

<p>ChatGPT他の生成系AIの発展により国内外の図書館界では現在,レファレンスサービスへのAIの活用が研究されている。紀伊國屋書店は図書館業務アウトソーシング事業を行っているが,受託している図書館業務へのAI活用を研究しており,AIを使ったセマンティック検索エンジンKanda Searchを採用して実験を行った。国立国会図書館のレファレンス協同データベースや日本版Wikipediaの内容をKanda Searchに学習させた実験結果は,通常のキーワード検索とは異なる検索結果を表示するものであり,人間が行うレファレンス業務への補助的役割が期待できる。人間とAIとのチームレファレンスという考え方が,これからの図書館サービスとなることが展望される。</p>

収録刊行物

  • 薬学図書館

    薬学図書館 69 (2), 82-88, 2024-08-31

    日本薬学図書館協議会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390301684513735808
  • DOI
    10.11291/jpla.69.2_82
  • ISSN
    2186070X
    03862062
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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