養殖ヤマメのチョウモドキ寄生:兵庫県での事例

  • 長澤 和也
    広島大学大学院統合生命科学研究科 水族寄生虫研究室
  • 安信 秀樹
    兵庫県立農林水産技術総合センター水産技術センター内水面漁業センター

書誌事項

タイトル別名
  • 英語タイトル:Infection of <i>Argulus coregoni</i> (Branchiura: Argulidae) on masu salmon <i>Oncorhynchus masou masou</i> cultured in Hyogo Prefecture, central Japan
  • ヨウショク ヤマメ ノ チョウモドキ キセイ : ヒョウゴケン デ ノ ジレイ

この論文をさがす

説明

<p>2023年夏季に兵庫県内のヤマメ養殖場の飼育魚にエラオ類の寄生が見つかった。このエラオ類標本の形態学的特徴を調べ,チョウモドキに同定した。また,聞き取り調査に基づき,このヤマメ養殖場におけるチョウモドキの発生状況と対策に関する情報を記述した。チョウモドキと近縁種のチョウは養殖魚に寄生して問題になることがあるものの,形態が酷似して同定が難しいので,両種の識別法についても言及した。</p>

収録刊行物

  • 魚病研究

    魚病研究 59 (3), 99-101, 2024-09-15

    日本魚病学会

参考文献 (4)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ