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- 杉本 興運
- 東洋大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Exploring spatiotemporal changes in market areas attracting domestic tourists by using extensive people flow data
- Comparison before and after the COVID-19 outbreak in Hakone, Japan
- 箱根町を事例としたCOVID-19発生前後年における比較
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説明
<p>本研究は、観光地誘致圏の変化を把握するために、人流データの活用が有用であるかどうかを検証することを目的とする。このために、誘致圏の時空間的な変化を探索的に分析する手法を提案し、日本の箱根町を事例として、COVID-19発生前後年の月別・日別の誘致圏を比較した。結果として、平常時の誘致圏は安定しているが、パンデミック時には縮小すること、また、平日よりも土日祝の方が誘致圏は広いことが示された。また、訪問者数と誘致圏の大きさは、正の相関に似た関係がみられた。本研究の提案手法は、様々な時空間スケールにおける誘致圏の変化を理解するのに効果的であり、観光地の計画やマネジメントに有益な情報を提供することができる。</p>
収録刊行物
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- 都市計画論文集
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都市計画論文集 59 (2), 158-167, 2024-10-25
公益社団法人 日本都市計画学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390301949907924224
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- ISSN
- 21850593
- 09160647
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可