点滅照明が静止画像に対する運動錯視の感じ方へ与える影響

書誌事項

タイトル別名
  • Effect of flickering light on illusory motion induced by a printed image

説明

特定の静止画像によって運動錯視を引き起こすものがある。いくつかの先行研究は、眼球運動や瞬きが静止画による運動錯視を強くすることを報告している。この原因は不明な点が多いものの、本研究では点滅する空間照明による静止画による運動錯視への影響を検討した。本研究の結果、50Hzと75Hz、100Hzの点滅光は静止画による運動作成を強くすることが示された。更に、その促進効果は、被験者が点滅を知覚した場合により強くなることが明らかとなった。これらの結果は、錐体細胞や第一視覚野への交互の明暗刺激が運動錯視を強くしてることを示唆した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390302104745739776
  • DOI
    10.24538/jhesp.47.0_203
  • ISSN
    24348007
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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