Stump分類のType毎における鏡視下腱板修復術後の腱板MRI信号強度の経時的変化

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<p>【目的】鏡視下腱板修復術後における腱板MRI信号強度の経時的変化について検討した.【対象と方法】当院で2013年から2021年に行った鏡視下腱板修復術のうち術前にStump分類を行い,2年以上経過観察を行なった41症例(男:女=18:23,平均年齢67歳,Type1:10肩,Type2:16肩,Type3:15肩)である.術後3か月,6か月,1年,2年時点でMRI検査を行い,Type毎の経時的変化や各期間におけるType間差を検討した.評価にはStump分類で用いる腱板断端(C)/三角筋(D)の平均信号強度を使用した.【結果】全Typeにおいて術後6か月までC/D比が上昇し,術後2年で術前と同等の信号強度となった.全期間を通してType間のC/D比に差はなかった.【考察】ARCR後の腱板は術後6か月まで手術侵襲の影響が残存し,Typeに関わらず修復過程は同様の経過をたどることが推察された.</p>

Journal

  • Orthopedics & Traumatology

    Orthopedics & Traumatology 73 (3), 638-640, 2024-09-25

    West-Japanese Society of Orthopedics & Traumatology

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