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説明
<p>内側人工膝関節単顆置換術(UKA)55膝について術前および術後1年で評価を行った.全下肢単純X線写真でmHKA,MPTA,LDFAを計測,aHKAとJLOを算出しCPAK分類にあてはめた.術後CPAK分類におけるaHKAとJLOの各群がKSSの術前後改善に及ぼす影響を検討し,関節面傾斜およびインプラントアライメントとの関連を評価した.KSSの変化とaHKAの関係については,Valgus群で有意に改善度が低く,LDFAの変化量に有意差を認めた.KSSの変化とJLOの関係については,Apex distal群で有意に改善が低く,同様にLDFAの変化量に有意差を認め,また大腿骨コンポーネントは有意に屈曲位設置であった.以上より,膝関節伸展位で大腿骨を不足なく骨切りすることが,KSS改善に重要と考えられた.</p>
収録刊行物
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- 整形外科と災害外科
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整形外科と災害外科 73 (4), 715-718, 2024-09-25
西日本整形・災害外科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390302172849603584
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- ISSN
- 13494333
- 00371033
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可