看護学生におけるストレスによる学習への影響
この論文をさがす
説明
目的:看護大学生の感じているストレスと学習意欲・態度への影響を検討. 対象:看護学科4年生82名. 方法:学習意欲尺度(加曽利,2008)を含む調査票で検討した. 結果:1)[集中力・持続力因子]の10項目中7項目で「はい」回答者群のストレス度が有意に高かった.2)[自己向上因子]では,5項目中2項目で「いいえ」回答者群はストレス度が有意に高かった.3)ストレス度による学習意欲の変化は,4因子すべてにおいて有意差は認められなかった.4)各因子の項目間では,「遅刻・欠席が多い」ことは[授業に対する積極性因子]以外の負の3因子の項目との関連が示唆された.5)学習意欲尺度の各項目間では,7組の項目で遅刻や欠席の少なさとの関係が示唆された. 結論:1)~5)の結果より,本対象では,[集中力・持続力因子],[自己向上因子]および[授業に対する真面目さ因子]においてストレスとの関係が示唆された.
収録刊行物
-
- 三重看護学誌
-
三重看護学誌 13 73-81, 2011-03-15
三重大学医学部看護学科
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390302315058306688
-
- NII論文ID
- 120003025357
-
- NII書誌ID
- AA11353824
-
- HANDLE
- 10076/11569
-
- ISSN
- 13446983
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- departmental bulletin paper
-
- データソース種別
-
- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可