一般廃棄物焼却灰からの水素回収システムに関するライフサイクルアセスメント

書誌事項

タイトル別名
  • Life Cycle Assessment of Hydrogen Recovery System from General Waste Incineration Bottom Ash

説明

<p>廃棄物処理において、焼却後に発生する焼却灰に含有される金属Alと水が高アルカリ条件下で反応することにより水素ガスが発生することが知られている。この水素ガスを回収・有効利用することを目的とし、水素ガス回収システムのライフサイクルアセスメント(LCA)を行った。分析対象を福岡市西部清掃工場、機能単位水素ガス1Nm3、システム境界を水素発生段階から貯蔵・輸送段階として、水素ガス回収システムを導入した場合のライフサイクルコストとLC-CO2排出量を評価した。利用用途・焼却灰1tあたりの水素発生量で複数ケースを設定した。焼却灰1tあたりの水素発生量11.4m3/t-ashでは、水素1Nm3の価格は燃料電池利用、合成メタン利用ともに市場価格より高くなったが水素発生量50m3/t-ashとなれば市場価格を下回る。LC-CO2は同条件でグリーン水素由来の水電解水素を用いた場合より小さくなった。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390302459092176640
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.35.0_135
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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