老年看護学「事例とロールプレイを活用したアクティビティケア演習」における学生の学び -テキストマイニングによる演習後レポートの分析-

書誌事項

タイトル別名
  • Effect of learning in gerontological nursing learning from “Activity Care Practice” using case studies and role plays
  • ロウネン カンゴガク 「 ジレイ ト ロールプレイ オ カツヨウ シタ アクティビティケア エンシュウ 」 ニ オケル ガクセイ ノ マナビ : テキストマイニング ニ ヨル エンシュウ ゴ レポート ノ ブンセキ

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説明

【要旨】本研究の目的は,教員が作成した事例と看護師役・高齢者役の体験を活用した「アクティビティケア」演習において,学生が得た学びの内容を明らかにし,今後の講義・演習・実習での指導内容・方法を構築するための基礎資料とすることである.学生の演習後レポートの内容を,KH Coderの「共起ネットワーク」を用いて単語の共起関係を探索することでカテゴリー化した.その結果,≪高齢者が安心してアクティビティケアに参加できる計画の立案と実施≫≪使用する物品の工夫と改善≫≪看護師役の声かけと高齢者役の体験≫≪心身機能と社会参加の維持・QOLの向上≫≪場の雰囲気づくり≫≪脳への刺激≫のカテゴリーが抽出された.学生は,ロールプレイを体験することで,アクティビティケアの効果を学ぶことができた.しかし,高齢者に対する声かけに関しては,指導方法を改善していく必要があることが明らかとなった.

収録刊行物

  • 紀要

    紀要 18 73-79, 2024-03-31

    名寄市立大学

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